D2C(DtoC)の配送箱にポスト投函箱が選ばれる理由!

なぜ今ポスト投函が人気なのか?

近年、ポスト投函(ポストイン配送)可能なパッケージの需要がますます高まっています。
その背景には、サブスク(サブスクリプション)サービスの増加があります。多くの人が、定期的に商品を購入し毎月の配達を楽しむ中で、小さな商品を簡単にお客様のもとに届けるために、ポスト投函が頻繁に利用されています。

今回は、ポスト投函が可能な発送方法の比較、具体的なサイズ、パッケージの形状についてご紹介していきます。

ポスト投函で発送するメリット

運賃が安い

ポスト投函は通常、比較的安い運賃で発送できるため、コストパフォーマンスが高いです。
小さな荷物であれば、ポスト投函可能なサイズに収めることで配送コストを抑えられます。
また、厚さor重さによって料金が変わる場合があるため、最適な発送方法を選ぶことが重要です。

代表的な運送会社の運賃比較

関東 – 関西の運賃ポスト投函宅配便
(最小サイズ)
ヤマト運輸(ネコポス)385円800円前後
佐川急便(飛脚ゆうメール便)115~456円900円前後
日本郵便(ゆうメール,クリックポスト,ゆうパケット)180~360円900円前後

再配達が不要

ポストに投函が可能なため、対面受け取りや宅配ボックスに比べて再配達の必要がありません。
昨今、2024年問題による配送ドライバーの不足などが問題視される中でこれは大きなメリットになります。

対面受け取りが不要

受け取り側のお客様にとっても、到着に合わせて在宅している必要がなく手軽に注文することができます。またコロナウイルスの影響や共働き世帯の増加に伴い、対面接触無しで荷物を受け取るサービスのニーズが高まりました。

CO2削減

再配達が減るということは、配達にかかるCO2排出を削減できるエコフレンドリーな方法です。
環境への配慮が重要な価値観となる現代において、ポスト投函はサステナブルな配送方法と言えます。

ポスト投函可能なサイズ

運送会社各社で規定が異なりますが、ポストに投函する必要があることから厚さ2.5〜3cmが上限になります。全体の大きさとしては大体A4サイズのイメージです。
また、サイズの他に重量にも制限があるため注意が必要です。

代表的な配送方法のサイズ比較

配送方法最大サイズ
ネコポス縦31.2cm×横22.8cm×厚さ2.5cm以内 重量1kg以内
飛脚ゆうメール便縦34cm×横25cm×厚さ3cm以内 重量3kg以内
ゆうメール,クリックポスト縦34cm×横25cm×厚さ3cm以内 重量1kg以内
ゆうパケット三辺計60cm(長辺34cm,厚さ3cm)以内 重量1kg以内

代表的なパッケージの形状

上記サイズに収まればパッケージに規定はありませんが、いくつか代表的な形状をご紹介します。

N式

手前側を組み立てて使う箱です。
使用方法は、折り目に癖をつけてから組み立てるだけとシンプルなので、梱包箱の組み立て作業などが苦手な方でも簡単に扱えます。またフタが一体型になっているのも特徴です。
フタを差し込んで閉じるので、前面に両面テープをつけることで簡単に密閉することができます。
両側を差し込んで閉じるため高級感があるのが特徴で、ギフト用のパッケージにもよく用いられています。

たとう式

ポストにそのまま投函することができる薄い箱です。
ジッパーがついているので簡単に開けることができます。本や雑貨などを配送するのによく使われます。
N式に比べて組み立てやすく、効率的に商品梱包ができます。
また、同サイズの場合はN式よりも展開面積が小さく、必要な紙の量が少ないためよりコストを抑えることができます。

クッション封筒

上記の2つは箱のタイプですがもちろん封筒でも配送が可能です。
クッション封筒は、封筒の内側にエアクッション(プチプチ)がついており、別途緩衝材を用意する必要がありません。
水濡れに強い外側の封筒がビニールのものや、緩衝材まで紙でできたものなどもあります。

※クッション封筒のみ現在canalサイト上でお取り扱いがありませんが、対応は可能ですのでお気軽にお問い合わせください。

canalでポスト投函可能なパッケージを製作しませんか?

canalではこれらのポスト投函可能なパッケージを製作・注文することが可能です。
私たちは環境への配慮と品質に重点を置いたパッケージを提供し、お客様のニーズに合わせたカスタマイズも行っています。

商品を直接顧客に届けるD2C(DtoC)のモデルは、小口の商品発送が多くなり、従来のモデルに比べて配送運賃を抑えることがより重要になってきます。ポスト投函可能なパッケージにすることで、配送コストの削減はもちろん、送料が安いことでお客様にも選ばれやすくなります。
また昨今サステナブルなパッケージに注目が集まる中で、パッケージにも環境を配慮したものを選択することは、製品のブランド価値を高め、環境への貢献を強調するのに最適な選択肢の一つと考えています。
ポスト投函可能なパッケージについてさらに詳しく知りたい方は、お気軽にお問い合わせください。

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