オリジナルパッケージの制作手順を紹介!商品の魅力が伝わるパッケージづくり
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さまざまな商品がパッケージに包装され販売されています。この記事では、オリジナルパッケージの制作手順や制作する際のポイントを紹介します。また小ロットからの注文が可能なオリジナルパッケージ制作サービスも紹介します。パッケージの制作を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
【オリジナルパッケージの制作手順①】パッケージ決め
まずは、オリジナルパッケージを制作するに当たって、どのようなパッケージを利用するのか決めましょう。パッケージは商品に合わせて決めるのがポイントです。紙器、ダンボール、袋に分けてその特徴を解説します。
紙器
紙器は化粧品や健康食品などによく使われているパッケージです。上蓋が差し込み式になっているものが多く、底タイプによって「キャラメル箱」「ワンタッチ箱」「アメリカンロック箱」などに分かれます。
最も多く使われている形状がキャラメル箱です。キャラメル箱は上下に蓋が付いています。3つのタイプの中で最も低コストで制作できますが、底の強度は弱めです。
ワンタッチ箱は組み立てが簡単。パッケージを起こすだけで、自動的に底が形成されます。しかし使用する紙の量が多いため、その分コストもかかります。
底の強度を優先したい時には、アメリカンロック箱がおすすめ。底の四方を手で組み立て使用するため強度が増します。ただし、真ん中のみに力が加わると底抜けする恐れがあるため、球体のものなどには不向きです。また組み立てに時間を要します。
このように、形状によってそれぞれメリットとデメリットがあります。コスト、時間、強度のどれを優先するのかを考えて、紙器のタイプを選ぶと良いでしょう。
ダンボール
ギフトなどのパッケージに人気なのがN式ダンボールです。N式ダンボールは1枚で形成された蓋付きの組み立て式箱で、接合部分がないので安価に制作できます。また両側を組み立て、差し込んで閉じるため高級感があります。
ポストにそのまま投函できるポスト投函箱のオリジナルパッケージも人気です。本や雑貨、サプリメント、化粧品等を低コストで配送したい時などに便利です。
さらに蓋付き箱と呼ばれる、蓋と箱が分かれているタイプのダンボールパッケージもあります。頑丈な箱のパッケージを制作したい時におすすめです。
袋
食品系や洋服は、袋で梱包すると良いでしょう。例えば、ジップ付きアルミスタンド袋は、プロテインやサプリメントなどの健康食品やコーヒーなどの包装に使われます。マチがあり、しっかりと自立するのが特徴です。小分け袋もサプリメントやコーヒー、お茶などの梱包に利用される事が多いです。
簡単に洋服などを包装したい時は、ジップ付き透明袋がおすすめです。圧着ありタイプにすると、防湿性や防塵性が高まります。また、Tシャツやインナーなど薄い衣服の包装にはテープ付きOPP袋が適しています。テープ付きの不透明袋にすると、Tシャツやインナーなどを包装するだけでなく、発送も可能です。
【オリジナルパッケージの制作手順②】デザイン決め
パッケージの種類を決めたら、パッケージに施すデザインを決めましょう。パッケージのデザインは商品のイメージを大きく左右するもので、パッケージの印象で商品を選ぶ人もいるほどです。ここではデザイン決めのポイントを3つ紹介します。
1. 顧客を明確にする
顧客を明確にした上で商品パッケージを作ることが大切です。顧客がどのようなものを求めているのかを見極めましょう。例えば、男性がターゲットの場合は、ピンクよりも黒などのシックな色合いでまとめたデザインが人気のようです。
2. 販売場所に合わせる
顧客が商品をどこで購入するのかを想定することも重要です。例えば、なかなか出かけられない子育て世代をターゲットにECサイトで商品を販売する場合は、子どもが喜ぶようなデザインや再利用できるパッケージや、捨てやすいものが好評のようです。
3. 売れるデザインを考える
最近では、可愛いパッケージや目を引くユニークなパッケージがSNSなどで拡散され、話題になるケースも多数あります。SNSなどに思わずアップしたくなるようなデザインを考えるのも、商品を売る方法の1つです。
また、小さい文字を太字にしたり、色のコントラストを合わせたりして、文字を見やすくするのも売れるデザインのポイントです。その上で、商品の特徴やブランドイメージをしっかりと伝えられるデザインを考えましょう。
【オリジナルパッケージの制作手順③】印刷~納品
パッケージやデザインを決めたら、印刷会社に印刷を依頼しましょう。ここでは印刷会社が行う、パッケージの印刷~納品までの工程を紹介します。
オリジナルパッケージの印刷と加工
印刷会社と相談しながら印刷方法などの細かい内容を決定し、印刷へ進みます。またオプションになる場合が多いですが、一般的な印刷の他にさまざまな表面加工を施してくれる印刷会社も多いです。パッケージに表面加工をすると、耐久性が高まったり、質感が変化したりするので、よりブランドのイメージを体現した理想のパッケージに近づけることができるでしょう。
オリジナルパッケージの抜き打ち~納品
印刷を終えたパッケージは、機械で箱の形に抜き取ります。その後、機械を利用してクセ折りや、接着剤による張り合わせ、折り畳み加工をしたら完成。不備などの確認が行われ、印刷会社から納品されます。
オリジナルパッケージの制作は「canal」がおすすめ
オリジナルパッケージの制作は、どの印刷会社に依頼すれば良いのか悩みがち。そんな人におすすめなのが、簡単に高品質のオリジナルパッケージを制作できるサイト「canal」です。最後にcanalの概要や、費用の目安、発注方法などを紹介します。
オリジナルパッケージはcanalで
canalでは、全国の複数の印刷、加工会社と協力しており、それぞれの会社の空き時間を使ってオリジナルパッケージの印刷や加工を行っているため、平均20%のコストダウンが見込めます。
また、小ロットでの発注が可能なのも魅力です。見積もりも最短40秒とスピーディー。最短2週間で納品可能な配達用のオリジナルパッケージもあります。
ロットや費用の目安
canalの配送用A式ダンボールは1箱74円~、100ロットから注文可能です。ポスト投函箱であれば1箱57円~。こちらも100ロットから注文できます。配送用N式ダンボールは1箱84円~、50ロットから制作可能です。小ロットの場合は、白・黒・青・赤・緑のいずれか1色を使用でき、印刷する面数を1面または2面から選べます。
袋も小ロットから注文できるものがあります。テープ付きOPP袋は1袋10円~、ジップ付き透明袋は1袋27円~、ジップ付き前透明アルミ袋は1袋36円~で、これらはすべて100ロットから注文可能です。
また、テープ付き不透明袋は1袋25円~で500ロットから、ジップ付きアルミスタンド袋は1袋54円~で1,000ロットから注文できます。
発注方法
canalでは、オンライン上でパッケージの発注が完結します。パッケージの型を選択し、サイズを入力して料金を確認。問題なければデザインデータを入稿します。入稿に必要なテンプレートなどもサイトから利用可能です。入稿後、不備などがなければ発注完了となり、パッケージ印刷が開始されます。疑問点などがあれば、チャットで相談もできるので安心です。
canalでオリジナルパッケージを製作する
オリジナルパッケージの知識を深めて商品の販売促進に役立てよう
パッケージは本来商品を保護するためのもの。まずはそのことを念頭に置いてパッケージを選びます。加えて、パッケージに施すデザインも重要です。商品のコンセプトや顧客、売り場をしっかりとイメージし、それに合ったデザインを作り上げましょう。商品の魅力が顧客に伝わるオリジナルパッケージを制作して、販売促進に役立ててください。