オリジナル印刷紙器の種類と作り方。こだわりのパッケージで他社に差をつける!

昨今のコロナ禍で、ECサイトの売り上げが伸びています。そのためこの機会に、自社製品を通販で販売したいと考える人も多いでしょう。取り扱う商品と同様に悩むのが、パッケージです。本記事では、化粧品、アクセサリーや小物雑貨など小さい商品の価値を高める、こだわりのオリジナル印刷紙器の作り方を紹介します。

印刷紙器とは

オリジナルの印刷紙器を制作するなら、まずはその種類を把握した上で、商品に合った形状や特徴を持ったものを選ぶ必要があります。また、商品の価値を高められるデザインにすることも重要です。
まずは、印刷紙器にはどんな種類があるのかを紹介します。また、印刷紙器選びのポイントでもある代表的な板紙の種類やグレードについてもあわせて解説します。

印刷紙器の種類

取り扱いをしている企業によって呼び名が異なる場合がありますが、一般的な形状を紹介します。

1.ベーシックな形状でとても使いやすい形状の「キャラメル箱(サック箱)」
2.ワンタッチで簡単に組み上がり底抜けしにくい「ワンタッチ底」
3.底が四方の手組タイプで底抜けしにくい「地獄底」
4.内箱と外箱のスライド式で高級な印象を与える「スリーブ箱」
5.スリーブ箱の内容物を包む内箱だけの「スリーブのみ」
6.ギフトや贈答用によく利用される「蓋身式箱」
7.組み立てが簡単でギフト用によく使われる枕の形をした「ピローケース」
8.組み立てるとディスプレイに変身する機能的な「ディスプレイ箱」
9.4隅が糊付けされており組み立てが簡単な形状の「4隅貼り箱」

以上が、一般的によくアクセサリーや小物雑貨などに利用される印刷紙器の種類です。

板紙の種類・グレード

板紙には、単紙という厚みが約0.3~0.6mmの板紙だけでできたもの、板紙に対して板紙・薄紙・段ボールなどと合わせて作られる、合紙という複数の紙を貼り合わせてできたものがあります。
よく印刷紙器に利用される板紙のグレードは「コートボール・カードB・カードA・コートアイボリー」の4種類。
コートボールは片面白、片面灰色のため安価で一般的なものになります。コートアイボリーは少々高価ですが高級感があることが特徴で、カードBやAはその中間グレードであると言えます。
商品に見合った板紙やグレードを選びましょう。

オリジナル印刷紙器の作り方~低コストにするポイント~

たくさんの種類がある印刷紙器ですが、制作する上で気になるのはやはりコスト面。
パッケージデザインの工夫や、トータルコストからみたパッケージの選び方を把握することで、コスト削減を図れます。
商品に合ったパッケージを見つけ、効果的にコストを削減しましょう。

取り出し口を小さい面にする

パッケージの中で一番幅が狭く、面積が小さいところを取り出し口にすることで生産の効率が上がり結果的にコストダウンにつながります。
商品によってはパッケージを開いたときの「見せ方」にこだわる場合もあるため、費用対効果をよく考えて検討しましょう。

トータルコストで考える

印刷紙器を制作する時は、パッケージ自体の単価が安いからと完全組立タイプや底地獄を安易に選択するのではなく、組立に掛かる作業コストまで含めて比較検討する必要があります。
初回の購入では、組立にかかるコストよりもパッケージ自体のコストを重要視しがちですが、扱う量が増えた時にパッケージのコストは下がっても組立のコストは下がりません。そのためパッケージに掛かる費用は少し高くても、今後の作業コストが増えることを考えると、組立がないタイプの方が安く済む場合もあります。

オリジナル印刷紙器の作り方~高級に見せるポイント~

オリジナルパッケージを作成するなら、商品の価値を高めるものを作りたいと考えることでしょう。
ここからは、商品をより引き立たせるためのオリジナルパッケージに重要な「高級感」の出し方や見せ方を紹介します。自身のイメージにピッタリなこだわりのオリジナル印刷紙器を作りましょう。

サイズを大きなものにする

商品に対して、箱を大きくするだけでも十分に高級感が出せます。
「W(幅)」「D(奥行)」「H(高さ)」を商品にピッタリのサイズにすると、商品が固定されるため破損・擦れなどを防止できますが、箱のサイズを大きくするのであれば商品がガタつかないように配慮が必要です。
商品に合わせた中仕切を作ることで、箱の中で商品がガタガタと揺さぶられないように固定することができ、破損・擦れなどを防止することができます。

取り出し口を大きい面にする

コスト削減には反しますが、取り出し口を大きい面にすることで高級感が出せます。
開けた瞬間に商品の全体が見えるメリットを活かした中仕切での固定や、複数商品であればバランスよく並べるなど、インパクトを与える配置が可能。
費用対効果を意識してコスト削減を優先するか、インパクトを与えることを優先するかを決める必要があります。

蓋身式の箱を選ぶ

蓋身式の箱は、蓋と本体(身)に分かれていて閉じることができる形状の箱です。
蓋身式は「ギフト箱」や「贈答用箱」とも呼ばれ、開けた瞬間に商品の全体が見えるタイプなので、贈り物など高級感や豪華さを演出したいときに最適です。
額をつけたタイプをはじめ、蓋を開いた際に商品が飛び出しているように見せる中仕切を使用した方法もあります。
演出に役立つだけではなく、中仕切が付いていること自体が高級感を与えてくれます。

こだわりの印刷紙器は「canal」がおすすめ

パッケージ印刷プラットフォームのcanalは、「商品を自社販売するにあたり、こだわりのパッケージで他社と差をつけたい」という方にぴったりのサービスです。canalなら、小ロットでも価格を抑えてパッケージ印刷ができるので、ECサイトを始めたばかりでもオーダーしやすいです。最後にcanalのサービスについて紹介します。
ぜひcanalで、商品のイメージに合った素敵なパッケージを作ってください。

価格を抑えて手軽に印刷できる「小ロット印刷」

割高になってしまいがちな小ロットでも、canalなら価格を抑えて手軽に印刷することが可能です。低価格が実現できるのは、全国の複数の印刷・加工会社と協力して、工場の空き時間を活用しているから。協力企業のうち、発注したパッケージを得意とする企業が生産を請け負うため、品質面も安心です。

印刷紙器を注文しよう

canalではフタ付きの印刷紙器をはじめ、さまざまな形状の式が作れます。本ページで紹介した「キャラメル箱(サック箱)」「ワンタッチ底」にあたる「B式組み立て底」であれば、自動見積もりが可能なのですぐに注文できます。その他形状のものは、チャット・問い合わせから見積もり依頼をし、注文します。
「どの形状にすれば良いのか迷っている」「この予算でなるべく高級感のある箱を作りたい」など、注文したいデザインが確定していない場合は、チャットから相談すると良いでしょう。なるべく希望に沿ったこだわりのパッケージが作れるよう、提案や仕様調整をしてくれます。

高級感のあるオリジナル印刷紙器を低コストで作ろう

オリジナルデザインの印刷紙器を制作するなら、箱の大きさや取り出し口をどこにするかなど、高級感や豪華さを出せるポイントを押さえることも大切です。
あわせて、デザインやトータルコストからみたパッケージを選ぶことでコスト削減を計ることができます。
オリジナル印刷紙器を制作する時には、低コストで自身のイメージにピッタリのパッケージ製作が叶うcanalがおすすめです。

canalでオリジナルパッケージを製作する

https://canal.ink/

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