パッケージ袋でブランドの魅力をアップ。袋の種類や印刷について解説

パッケージは商品を包んで保護するだけでなく、商品を魅力的に見せる効果もあります。パッケージ袋にオリジナルの印刷をすることで、さらにブランドの魅力をアップできるでしょう。この記事では、パッケージ袋の種類や印刷について解説し、小ロット対応可能なおすすめの印刷サービスを紹介します。

パッケージ袋に印刷する効果

商品を包むパッケージ袋にオリジナル印刷をすることで「商品に付加価値をつけることができる」「パッケージ袋を宣伝ツールにできる」などの効果を得られます。ここでは、オリジナル印刷で得られる効果を解説します。

パッケージ袋で商品に付加価値をつける

商品のパッケージ袋は、商品を包んで破損や汚れから守るだけでなく、顧客にどのような商品が入っているかを伝える効果があります。パッケージ袋によって、商品をさらに魅力的に見せる視覚的効果を得られるでしょう。
同じ形のパッケージ袋でも、色やデザインを変えることで全く違う雰囲気に。さらに、箔押しのような表面加工などの特殊印刷を施すことで、高級感を与えたり、豪華さを演出したりと、パッケージ袋によってさまざまなイメージを演出できます。

パッケージ袋が広告宣伝ツールになる

パッケージ袋は、それを手にした顧客の満足感につながります。ブランドイメージを体現した、おしゃれなパッケージであれば購入者も満足し、捨てずに保管したり、再利用したりする場合もあるかもしれません。この満足感は、同じショップでまた買い物したいと思わせ、リピート率の向上にもつながります。
素敵なパッケージ袋なら、贈り物にも使われることもあるでしょう。パッケージ袋を通して宣伝効果が得られます。つまり、パッケージ袋は媒体掲載費用のかからない広告宣伝ツールでもあるのです。

パッケージ袋の主な種類

パッケージ袋には、OPP素材やアルミ素材、テープ付きやジップ付きなどさまざまな種類があります。ここでは、パッケージ袋の種類とそれぞれの特徴について解説します。

テープ付きOPP袋

まずは、テープ付きOPP袋を紹介します。OPPとは「Oriented Polypropylene」(日本語では軸延伸ポリプロピレン)の略称。OPP袋は、ポリプロピレン(プロピレンガスを原料として製造される熱可塑性プラスチック)を縦と横の2方向に引き伸ばし、透明なフィルム状に加工したものです。
両面テープを付けることでフタを折り返して貼ることができ、簡単に密封・開封できます。防水性や防塵性にも優れています。さまざまなサイズがあるため、厚みのある衣服も包装可能です。

オリジナルデザインのテープ付きOPP袋を購入する

100~3000枚:https://canal.ink/catalog/flatbag/tape-opp-bag-small-lot/
3000枚以上:https://canal.ink/catalog/flatbag/tape-opp-bag/

ジップ付き前透明アルミ袋

ジップ付き前透明アルミ袋は、周りが圧着された銀地素材で、ジップにより密封・開封できる袋です。前面が透明フィルム、後面はアルミニウムを薄く伸ばしたものにラミネートフィルムを貼り合わせています。ラミネートフィルムは、アルミ箔にPET、ナイロン、ポリエチレン、CPPなどを用いて機能性を高めています。
銀地を背景に商品を見せることでイメージアップにつながる、ジップで簡単に包装可能、防湿性や防塵性が高いなどのメリットがあります。

オリジナルデザインのジップ付き前透明アルミ袋を購入する

100~2000枚:https://canal.ink/catalog/flatbag/zip-aluminum-clear-bag-small-lot/
3000枚以上:https://canal.ink/catalog/flatbag/zip-aluminum-clear-bag/

ジップ付き透明袋(圧着あり/圧着なし)

ジップ付き透明袋は、本体にジップの付いたポリエチレン製などの透明な袋です。大きさや厚みはさまざまで、周りが圧着された圧着ありタイプと、圧着なしタイプがあります。
ジップで密封・開封が可能、防湿性や防塵性が高いなどのメリットがあります。

オリジナルデザインのジップ付き透明袋を購入する

圧着なし・100~3000枚:https://canal.ink/catalog/flatbag/zip-clear-bag-small-lot/
圧着なし・3000枚~:https://canal.ink/catalog/flatbag/zip-clear-bag/
圧着あり・3000枚~:https://canal.ink/catalog/flatbag/zip-clear-pressbag/

ジップ付きアルミスタンド袋

スタンド袋とは、ガゼット袋の底部のマチを船底状に成型した袋のことです。船底状にすることで自立でき、商品を出し入れしやすいのが魅力です。
アルミを使用しているので、ガスバリア性・防湿性・遮光性が高く、ジップ付きで簡単に密封できるメリットがあります。プロテインや健康食品の包装に適しています。

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1000~3000枚:https://canal.ink/catalog/flatbag/zip-aluminum-stand-small-lot/
3000枚以上:https://canal.ink/catalog/flatbag/zip-aluminum-stand/

ジップ付き不透明アルミ袋

ジップ付き不透明アルミ袋は、アルミニウムを薄く伸ばした素材やラミネートフィルムでできた袋にジップを付けたものです。ラミネートフィルムは、アルミ箔にPET、ナイロン、ポリエチレン、CPPなどを貼り合わせています。
上部のジップで開封しやすいだけでなく、三方が圧着され密封しているため、防湿性と防塵性が高いというメリットがあります。
中身の見えない不透明な袋なので、インナーなど見せたくない商品にもおすすめです。

オリジナルデザインのジップ付き不透明アルミ袋を購入する

1000~3000枚:https://canal.ink/catalog/flatbag/zip-aluminum-bag-small-lot/
3000枚以上:https://canal.ink/catalog/flatbag/zip-aluminum-bag/

テープ付き不透明袋

テープ付き不透明袋は、アルミなどの不透明な素材に両面テープが付いた袋です。フタを折り返して両面テープで貼り、商品を簡単に包装可能です。不透明なので商品の発送用にも使用でき、防湿性や防塵性が高いというメリットがあります。
インナーやTシャツなど、薄い衣服の包装・発送に適します。

オリジナルデザインのテープ付き不透明袋を購入する

500~3000枚:https://canal.ink/catalog/flatbag/tape-bag-small-lot/
3000枚以上:https://canal.ink/catalog/flatbag/tape-bag/

パッケージ袋の印刷方法と特徴

印刷には、グラビア印刷やオフセット印刷などさまざまな方式があります。ここでは、パッケージ袋の代表的な印刷方法や、それぞれのメリット・デメリットを紹介します。

グラビア印刷

グラビア印刷は凹版印刷の一種です。凹版印刷は、版の凹部にインキを溜めてプレスして転写する印刷方法。微細な濃淡が表現できるので、写真画像の再現性が高いです。
単色からフルカラー印刷まで対応できるだけでなく、特殊インクを使用しつやを抑えたマット印刷を行うことも可能です。
一方で、デメリットとしてはデザインにより「版ずれ」が起こる可能性があることや、版の値段が高く小ロット印刷では単価が高くなりやすいことがあげられます。

オフセット印刷

オフセット印刷は、現在の印刷方式の主流である平版(へいはん)印刷の一種です。平版印刷は、凹凸がほとんどない版に親油性の部分と親水性の部分を作り、水で湿らせる方法です。水は油性インクをはじくため、親油性の部分にのみインクが乗ります。
単色刷りからフルカラー印刷まで可能な点と、版代が安く単価が安い点が主なメリットです。
一方、紙以外の素材への印刷が難しいこと、乾くまでに半日〜1日ほど時間が必要なことがデメリットとしてあげられます。

UVオフセット印刷

UV印刷は、紫外線が起こす化学変化を利用してインクを瞬時に固まらせる印刷方法です。従来のオフセット印刷のデメリットである、印刷素材を選ぶことやインクが乾くまでに時間がかかることを解決するために開発されました。
メリットは、単色刷りからフルカラー印刷まで可能であり、オフセット印刷より納期が短く、版代が安いので単価が安いことです。
ですが、枚数により(100~300枚や2,000枚以上)単価が割高になりがちというデメリットもあります。

シルクスクリーン印刷

シルクスクリーン印刷は、孔版画の技法の一種です。「シルク印刷」や「スクリーン印刷」とも呼ばれます。
孔版画の「孔」は「空いた穴」という意味。版の孔からインクを通して刷る手法です。シルクスクリーン印刷では、メッシュ状のスクリーンの隙間から印刷物へインクを乗せます。
小ロットでの印刷が安価なところが1番のメリットです。100~1,000枚の小ロットにおすすめです。印刷の輪郭がくっきりと鮮明で発色が美しい点も魅力と言えます。
デメリットは、フルカラー印刷や濃淡表現、詳細な印刷ができない点です。印刷後、インクの匂いが残ることも気になるかもしれません。

パッケージ袋の印刷はcanalにお任せ

canalは、発注者と最適な印刷会社をマッチングするパッケージ印刷プラットフォームです。ここでは、canalの概要やメリット、ネットショップ作成サービス「BASE」と提携したサービス「canal App」を紹介します。

canalとは

canalは、福岡パッケージ株式会社が提供するパッケージ印刷プラットフォーム。全国の提携印刷会社が保有している設備のネットワークを形成し、発注者と最適な印刷会社とをマッチングする受発注プラットフォームです。

canalのメリット

canalを利用することで、品質・価格・納期が最適な印刷会社を見つけられます。その結果、以下のようなメリットがあります。

  • 小ロットで発注可能(最小注文数100ロット)
  • 最短2週間で配達可能
  • 最短40秒で見積り可能

また、canalは手が空いている工場にパッケージの印刷や加工を依頼することで、平均20%のコストダウンを実現しています。

拡張機能「canal App」の概要

さらに、ネットショップ作成サービス「BASE(ベイス)」と提携するサービス「canal App」が用意されています。「canal App」は、BASE出店ショップ対象の拡張機能です。
「canal App」を使えば、ネットショップを作成しながら、ブランドオリジナルのデザインをオンラインで発注できます。パッケージにオリジナルデザインを施すことで、パッケージを手にした顧客にショップのロゴやデザインを視覚的に伝えられます。ネットショップでの購入時から商品到着まで、一貫したブランディングで顧客に価値を提供できます。

オリジナル印刷のパッケージ袋でブランドの魅力をアップしよう

オリジナル印刷のパッケージ袋で、商品をより魅力的に見せ、付加価値をつけることができます。素敵なパッケージ袋は顧客の満足度を高め、リピート率を高めることにもつながります。パッケージ袋の種類や中に入れるのに最適なアイテム、印刷の種類を知り、理想のパッケージ袋を作りましょう。

canalでオリジナルパッケージを製作しよう

https://canal.ink/