オリジナル化粧箱で商品の高級感を演出しよう!魅力的に見せるデザインとは?
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化粧箱とは、中の商品をより魅力的に見せるために作られた装飾目的の箱です。化粧箱を用いれば、簡単に商品の高級感を演出できます。本記事では、商品を高級に見せる化粧箱とはどのようなものか、化粧箱の使用例、化粧箱を使って商品を高級に演出するコツを紹介します。あわせて、オリジナル化粧箱制作におすすめのサービスも見ていきましょう。
目次
高級感を演出できる化粧箱の種類
商品を梱包することで高級感を演出できる化粧箱ですが、化粧箱と一口に言っても様々な形状、材質、加工などがあります。大きくは印刷紙器、貼り箱、合紙の段ボールの3種類に分けることができます。
印刷紙器
板紙と呼ばれる厚紙に印刷を施した紙箱のことです。ここでは、印刷紙器のうち、より高級感のある蓋身式組箱とスリーブ箱の2種類を紹介します。
①蓋身式組箱
蓋身式組箱は、蓋と身に分かれた紙箱です。ギフトや詰め合わせなどによく使用されるパッケージで、高級感を演出できる一方、折り畳んだ状態で保管でき軽量なため、輸送や保管のコストが抑えられる点が魅力です。
箱の側面はすべて二重壁構造のため、強度も備えています。紙を180度折り返す際、数ミリの厚みの部分を「額縁」と言いますが、「額縁」をつけると、より高級感を出せるでしょう。ただし、組み立て作業に手間がかかりますし製造コストも高いです。
②スリーブ箱
スリーブ箱は、衣服の袖(スリーブ)のように両端が開いた筒状の紙箱です。中身がスライド式で取り出せます。中身を引き出す動作によって高級感を演出できます。
底が二重になっているので、強度は高い反面、製造コストがかかります。
貼り箱
貼り箱とはボール紙に印刷紙や小間紙、洋紙、布などを貼り合わせて作られた箱のことです。他の種類のパッケージと比べコストはかかりますが、その分特に高級感があります。ギフト箱やアクセサリー、スマートフォンの箱としてよく使用されます。
①かぶせ式貼り箱
かぶせ式の貼り箱は身箱とフタ箱に分かれている形状で、フタ箱を身箱の上に重ねて閉めます。シンプルな作りなので、貼り箱の中では制作費が比較的リーズナブルです。身箱とフタ箱とで色を変えることができ、色の組み合わせによって高級感を出せるのも魅力です。
②インロー式貼り箱
かぶせ式の身箱の内側に、もう1つ箱が設置されたインロー式の貼り箱も化粧箱としてよく用いられます。このタイプは身箱、フタ箱、インロー箱の3つで構成されており、それぞれの色やデザインを異なるものにすることもできます。かぶせ箱よりも一層高級感が増すデザインです。
③スリーブ式貼り箱
スリーブ式は、スリーブ部分と身箱部分に分かれている貼り箱を指します。スリーブ部分は両端が開いた筒状になっており、身箱部分をスライド式で取り出します。箱を引き出して商品を取り出す動作が、商品に高級感を与えるのが特徴です。
④ブック式貼り箱
身箱とフタ箱の一辺がつながっていて、表紙を貼った台紙を閉じると身箱にかぶさる形状の貼り箱は、ブック式と呼ばれます。一般的なブック式の箱では、フタを閉めた状態を固定するために、シールやリボンなどが必要です。
仕様によってはマグネットがついており、フタを閉めた状態を固定できるものもあります。
合紙の段ボール
片面ダンボールに板紙を貼り合わせることを合紙(ごうし)と言います。普通のダンボールに直接印刷する場合よりも発色が綺麗で、細かい印刷が可能です。また、板紙以外はダンボール素材のため強度があり、化粧箱としてだけではなく、配送用の外箱としても使用できます。
高級感のある化粧箱とは?
化粧箱は、素材や色などによって与える印象が大きく変わります。ここでは、高級感を演出できる化粧箱とは、どのような仕様なのか解説します。
素材
化粧箱は、どのような素材を使うのかによっても印象が異なります。キラキラとした輝きを放つホログラム紙や、表面がパール加工されツヤ感のあるパールコート紙などで作られた化粧箱は、高級感があります。また金箔を印刷したようなパッケージが作れる、メタル紙もおすすめです。
さらに表面を加工することでも、高級感を演出できます。使用する素材は一般的な紙であっても、表面に凸凹加工(エンボス加工、デボス加工)を施したり、メタルカラーで箔押ししたりすれば重厚感が出ます。
色
色で高級感を演出するなら、明るくカラフルな色よりも落ち着いたシックな色合いがおすすめです。また、金や銀などのメタリックカラーも、特別感や華やかさがあって化粧箱に向いています。その他、黒や赤、紺、紫なども高級感を与える色として知られています。
どんな色であっても使用する色数を極力少なくして、シンプルに仕上げることが、上品なパッケージを制作するポイントです。
厚み
化粧箱の素材となる紙の厚みは、中に入れる商品によって決めるのが一般的です。商品が重いものになればなるほど、中身を保護するために、紙の厚みが重要になってきます。
また、化粧箱に使用する紙は厚い方が重厚感が出るため、たとえ軽い商品であっても、あえて厚手の紙を使用することで高級感をプラスできます。
上品な印象のフォントを使う
化粧箱に印刷される商品名やブランド名などのフォントは、商品やパッケージの印象を左右するものです。代表的なフォントといえば、ゴシック体や明朝体です。縦横の太さが均等のゴシック体はカジュアルな印象、毛筆で書いたような書体の明朝体は大人っぽく洗練された上品な印象を与えます。
商品やブランドのイメージに合わせて適切なフォントを選びましょう。高級感のあるフォントを使用したい場合は、明朝体がおすすめです。
メタリックカラーをプラスする
化粧箱で商品の高級感をアップさせたいなら、メインカラーが大切です。ベースに低明度の色を使えば、落ち着いた雰囲気の化粧箱を作れます。
さらに、箔押し加工などでゴールドやシルバーなどのメタリックカラーをアクセントとしてプラスすれば、より高級感やプレミアム感が出ます。
高級感のある化粧箱の使用例
化粧箱は、どのような商品を入れるために使われているのでしょうか。ここでは高級感のある化粧箱の使用例を紹介します。
アクセサリー・ジュエリー
ネックレスやブレスレッド、ピアス、指輪などアクセサリーやジュエリーは、ギフトに選ばれることが多いため、よく化粧箱に梱包されるているアイテムです。ギフトにふさわしい特別感を出すため、かぶせ式貼り箱の身箱に、布製の台紙やクッションなどを組み合わせることもあります。
革小物
高価なイメージがある革製の財布やキーケース、ベルトなども、化粧箱が使われるアイテムです。特にハイブランドの商品の梱包によく見られる、ブランドロゴを箔押ししたシンプルなデザインの化粧箱であれば、より高級感が増します。
化粧品
高級なイメージや上品な印象を与えたい化粧品も、化粧箱での梱包に向くアイテムです。女性向けのアイテムが多いので、可愛さやエレガントさ、美しさを重視したおしゃれなパッケージが好まれます。
食品
贈答用の食品も、化粧箱で梱包されることが多々あります。例えば、ワインやシャンパンなどのお酒や高級チョコレート、クッキー、ジャムなどがイメージしやすいでしょう。瓶やガラス容器に入っている商品であれば、割れ防止として、身箱の形状を工夫したり、緩衝材を使用したりする必要があります。
高級感のある化粧箱を制作するなら「canal」
オリジナルパッケージの制作が可能なサービスは多数あります。そのなかでも、化粧箱を作るのが初めてという方におすすめしたいのが「canal」です。最後に「canal」とはどのようなサービスなのか、おすすめのポイントを紹介します。
「canal」とは?
「canal」は、インターネット上でオリジナルパッケージを制作できるサービスです。簡単な画面操作で見積から発注までできるため、オリジナルパッケージ制作が初めての人にもおすすめです。デザインを入稿してから最短2週間で納品してもらえます。
「canal」で作れる化粧箱の種類
「canal」では、本ページで紹介したすべてのタイプの化粧箱が作れます。
化粧品などの内箱としてよく使われる印刷紙器であれば、自動見積もり・即時注文が可能です。代表的なサイズのものから選べる他、任意のサイズを指定しての制作も可能で、最小ロット100個から発注できます。テンプレートにデザインを入稿するだけで簡単に制作でき、フルカラー印刷にも対応しています。
貼り箱や合紙のダンボール箱など、サイトに掲載のない形状や仕様のパッケージについては、チャットまたは問い合わせから見積もり依頼ができます。
パッケージや仕様は相談もできる
イメージしている仕様のパッケージが作れるか知りたい時や、「canal」のウェブサイト上に掲載されているパッケージの仕様を変更したい場合は、ぜひ問い合わせて相談してみてください。ウェブサイト上で気軽に質問できるチャットサービスもあるので、オリジナルパッケージの制作が初めての人も安心です。
canalでオリジナルパッケージを製作する
高級感のある化粧箱で商品の魅力を引き出して
自社の商品を魅力的に見せて訴求効果を高めるには、化粧箱などのパッケージ選びがとても大切です。商品やブランドのイメージに合い、かつ、高級感を感じさせるようなオリジナルの化粧箱を制作し、自社商品の魅力を引き出しましょう。