オリジナル紙袋は小ロットでも格安で印刷できる!商品のブランド価値を高めよう

オリジナル紙袋は、商品の入れ物としてだけでなく、広告・宣伝や商品コンセプトのアピールなど、さまざまな用途で活躍し、ショップや企業の個性を演出してくれます。ブランド価値を高めてくれるオリジナル紙袋を制作するために必要な、紙袋の形状と素材の種類、制作・印刷するコツ、小ロットでも格安で印刷できる会社について順に紹介します。

オリジナル紙袋の種類

自社商品に付加価値を付けてくれるのが、オリジナル紙袋です。まずはオリジナル紙袋の形状や素材にはどのような種類があるのか、紹介します。

形状の種類

  • 手提げ袋
白い手提紙袋

持ち手がついたタイプの紙袋で、商品の持ち帰り用として広く使われています。持ち手の紐にもPPや紙、アクリルなど種類があり、サイズも豊富に揃っています。

  • 角底紙袋
角底紙袋を持つ男性

底にマチがあるので厚みのあるものも入れられる紙袋です。衣類や小物、雑貨、お菓子など様々なものを入れるのに使われています。

  • 封筒(蓋なし)
紙袋にパンを入れる店員

マチのないタイプの平らな紙袋です。上部に折り返し部分がついたタイプと真っすぐにカットされたタイプがあり、ノートなどの文房具や小物雑貨、薬局などでよく使われます。

素材の種類

  • 未晒クラフト

丈夫で使いやすいブラウンのクラフト紙です。加工されていない自然な色合いで、素材感を活かしたナチュラルなイメージに仕上がります。

  • 晒クラフト

クラフト紙を薬品で漂白し、白くしたものです。質感は未晒クラフトと同じ。さまざまなカラーを楽しめます。

  • 片艶晒クラフト

晒クラフトの片面をプレス加工してツヤ感をだしたものです。安価で強度があり、印刷にも適したクラフト紙です。

  • コート紙

上質紙にコート剤を塗った滑らかな紙です。光沢のある表面は写真や繊細なイラストの印刷にも適しています。
canalでは、カカオベンチャー『whosecacao』様にコート紙の紙袋をご利用いただいております。

付加価値を上げられるオリジナル紙袋制作・印刷のコツ

オリジナル紙袋は、デザインによって商品に付加価値を付けられます。ここからは、商品の付加価値を高めるオリジナル紙袋の制作や印刷をする時のコツを紹介します。

表面加工で価値を高める

紙の表面に加工を施すことで、装飾としてだけでなく、耐水性や色落ち防止効果なども期待できます。

  • PPラミネートグロス(ツヤあり)

樹脂液やフィルムを使ってツヤをだす効果で、撥水性や強度も高まります。

  • PPラミネートマット(ツヤなし)

平滑性を抑えて光を乱反射させることで、ツヤのないマットな印象の仕上がりです。

  • ニス引き

樹脂液を塗り、紙や印刷を保護する効果があります。マットニスとツヤのあるOPニスとがあり、PPよりも保護性は低いですが、ロゴの上など部分的に塗ることができます。

印刷方法で価値を高める

高級感を演出したいときは箔押しなど、印刷方法にもよっても仕上がりが大きく変わります。

  • オフセット印刷

一般的な印刷方法です。フルカラー印刷の場合、4色のインクを使用します。特色を使ってインパクトのあるカラフルな印刷も可能です。

  • 箔押し

他の印刷方法では表現できないような金色や銀色で高級感を演出できます。

  • UV印刷

エンボス加工よりもローコストで、浮き出し面を印刷することができます。

オリジナルのロゴで価値を高める

既製品の紙袋でも、オリジナルのロゴを入れるだけで付加価値を高められます。素材やカラーが似ていても、オリジナルロゴの印刷方法や加工方法によって印象を変えられます。ロゴデータの持ち込みや既製品の紙袋を選べば、コストを抑えることも可能です。

フルオーダーで価値を高める

フルオーダーなら、印刷だけでなくマチ幅やサイズなど細部にまでこだわったオリジナル紙袋が作れます。中に入れる商品に合ったピッタリのサイズを作ることも可能です。
展開図を使ってデザインするため、表面すべてにデザイン・印刷を施せます。自社だけの高級感やオリジナル感のある紙袋で付加価値を付けましょう。

オリジナル紙袋制作・印刷の流れ

オリジナル紙袋を効率良く制作するためには、制作の手順を知っておく必要があります。ここでは、オリジナル紙袋ができるまでの一般的な流れを紹介します。

印刷会社を探す

オリジナル紙袋を印刷する会社は、さまざまです。ネット注文のみの受付やロゴ入れ無料など、会社によって特徴が違うため、作りたい紙袋に対応しているロット数やデザイン方法を比較して選びましょう。
作りたい素材や大きさに合わせたサンプルを提供してくれる会社もあります。

素材・形状・サイズ・数量などを決める

オリジナル紙袋を制作する印刷会社を決めたら、素材や形状、サイズ、数量(ロット数)を決めます。セミオーダーの場合は、ネットからの入力だけで簡単に発注できる会社もあります。既製品の紙袋に印刷や、既に完成している製品と同じものを作ることも可能です。

デザインを決める

オリジナル紙袋のデザイン方法には大きく分けて3種類あります。

  • サンプルから選ぶセミオーダー

既にあるサイズや素材から作りたい紙袋に合ったものを選び、社名やロゴなどを印刷します。
フルオーダーやデータ持ち込みよりも費用を抑えられ、短期間で制作できます。

  • デザインから依頼するフルオーダー

どんな紙袋を作りたいのか、ヒアリングでイメージを伝え、ショップや会社のイメージを元にデザインを1から作成してもらいます。ロゴなどがある場合は準備してください。

  • データ持ち込み

依頼する会社で扱えるソフトや保存方法を確認してデザインデータを作成し持ち込みます。その場合、画像やイラストの挿入方法なども確認しておきましょう。

印刷・加工

入稿されたデータが印刷に使用できるかを印刷会社が確認し、問題がなければ印刷工程へ進みます。サンプル制作が可能な場合は、確認用のサンプルが届きます。色やデザインがイメージと合っているか、文字や仕様に問題がないか、今一度確認しましょう。
必要な調整が済んだら、本印刷、そして加工へと進みます。

検品・納品

完成した商品は、検品され問題がなければ納品となります。保管スペースのない場合は、ストックしてくれるサービスを提供している会社もあります。

小ロットからオリジナル紙袋が印刷できる会社

格安でオリジナル紙袋を小ロット制作・印刷できるおすすめの会社を、料金やロット数、制作方法などを交えて紹介します。オリジナル紙袋を制作する際の参考にしてください。

紙袋販売net

オリジナル紙袋、手提げ袋を完全オリジナルフルオーダーメイドで制作できます。また、使用や数量が限定されますが、予算に応じたフルオーダープランもあります。
最小ロット数は500枚からです。制作方法は、テンプレートにデザインを配置してのデータ入稿です。フルオーダーで紙袋サンプルを3種もらえたり、ポリ平袋のサンプルが無料でもらえたり、特典もあります。さらに1年間無料のストックヤードサービスもあるので、在庫保管場所に悩む人にもおすすめです。

紙袋工房

素材や形状・サイズ、印刷色数などの項目をホームページで入力するだけで、自動見積もりができます。最小ロット数は500枚からです。テンプレートにデザインを配置してのデータ入稿やフォント、色、サイズを指定しての制作、デザインを1から依頼しての制作ができます。
オリジナル紙袋は版代、送料が無料というサービスもあり、お得です。紙袋のサイズ別にテンプレートがあり、イメージ入稿も簡単です。

レレカ

無料で使えるロゴテンプレートが100種類用意されているため、初心者でも手軽にオリジナル紙袋が作成できます。最小ロット数は100枚です。データ入稿方式とデザインから依頼するオーダー方式で発注できます。サンプル紙袋をもらえるのも、魅力です。

canal

canalは発注者とパッケージ印刷会社をつなぐ受発注プラットフォームです。発注内容に最適な印刷方法、品質、価格、納期の印刷会社をマッチングしてくれるので、希望にそったオリジナル紙袋をリーズナブルに作成できます。紙袋は既製品に箔押し印刷する場合、200枚からの小ロット注文が可能。また、高級感のあるコート紙の紙袋のように、大きさ・印刷方法・手触りなど細部までこだわったパッケージが製作できます。紙袋は問い合わせより注文します。チャット機能から気軽に問い合わせられるので、ぜひオリジナル紙袋製作の疑問や懸念について質問・相談してみてください。

canalでオリジナルパッケージを製作する

https://canal.ink/

小ロット印刷可能な会社のまとめ










紙袋販売net紙袋工房レレカcanal
最小ロット数500枚500枚100枚200枚
単価141円/500枚147円/500枚175円/500枚79.4円/600枚
制作方法データ入稿データ入稿;フォント・色・サイズのみ指定;デザイン依頼データ入稿;デザイン依頼データ入稿

おしゃれなオリジナル紙袋で商品価値を高めよう

紙袋の形状や素材の種類、印刷方法を工夫することで、付加価値の高いオリジナル紙袋を制作できます。オリジナル紙袋を宣伝や広告として利用する企業が増えているため、小ロットでもコストを抑えて制作・印刷する会社も増えているようです。自社の商品に合ったオリジナル紙袋を制作できる会社を見つけて、ブランドの価値を高めるオリジナル紙袋を作りましょう。