
おせちを発送するには?冷蔵・冷凍配送の梱包方法とダンボールの選び方
この記事をシェアする
おせちを通販で販売する際は、冷蔵または冷凍のクール便を利用し、重箱が動かないサイズの箱で梱包することが重要です。クール便には商品を冷やしたり凍らせたりする機能がないため、発送前の予冷も欠かせません。
この記事では、おせちの冷蔵・冷凍配送の違い、予冷方法、汁漏れや荷崩れを防ぐ梱包方法、重箱に適したダンボールの選び方を紹介します。
おせちは冷蔵と冷凍のどちらで発送すればよい?
おせちの発送には、クール便の冷蔵タイプまたは冷凍タイプを使用します。どちらが適しているかは、製造方法、消費・賞味期限、配送地域、販売スケジュールによって異なります。
冷蔵おせちは、到着後に解凍せず食べられる点がメリットです。一方で、冷凍おせちよりも消費期限が短いため、製造日、発送日、到着日を細かく管理する必要があります。
冷凍おせちは、盛り付けた状態で凍結して発送しやすく、冷蔵おせちよりも配送地域や到着日の選択肢を広げやすい方法です。ただし、購入者には解凍方法や必要な時間を分かりやすく案内しましょう。
| 比較項目 | 冷蔵おせち | 冷凍おせち |
|---|---|---|
| 食べる前の解凍 | 不要 | 必要 |
| 消費・賞味期限 | 比較的短い | 比較的長い |
| 配送日の調整 | 厳密な管理が必要 | 冷蔵より調整しやすい |
| 盛り付け | 商品によって異なる | 盛り付け済みが多い |
| 購入者への案内 | 保存方法や消費期限 | 解凍方法や解凍時間 |
どちらを選ぶ場合も、おせちに使用している食材や保存条件を確認し、安全に届けられる発送方法を選ぶことが大切です。
なぜおせちを発送前に予冷する必要がある?

クール便は、商品の温度を保ちながら運ぶサービスで、常温の商品を冷やしたり凍らせたりするものではありません。そのため、おせちは発送前に十分な予冷が必要です。冷蔵品は中までしっかり冷やし、冷凍品は完全に凍結させた状態で発送します。
必要な温度や予冷時間は配送会社によって異なるため、集荷時間から逆算し、事前に利用条件を確認しましょう。
おせちはどのように梱包すればよい?
おせちの梱包では、温度管理に加えて、汁漏れ、重箱のずれ、結露による箱の劣化を防ぐ必要があります。重箱を密閉し、配送箱の中で動かないように固定しましょう。
一般的には、重箱、仕切りやトレー、外装用の袋、風呂敷、保冷剤、緩衝材、配送用ダンボールなどを使用します。必要な資材は、重箱の形状や冷蔵・冷凍の条件に合わせて選びます。
重箱や容器はどのように密閉する?
重箱は、輸送中にふたが開いたり、汁が漏れたりしないようにしっかり固定します。隙間がある場合は、食品に適したフィルムや袋で密閉しましょう。
重箱全体を外装袋に入れておくと、万が一汁が漏れた場合でも、配送用ダンボールへの染み込みを防ぎやすくなります。また、仕切りやトレーが動かないかも確認し、中身が片寄らないよう固定することが大切です。
重箱を箱の中で動かさないためにはどうすればよい?
重箱と配送用ダンボールの隙間を小さくし、必要に応じて緩衝材で固定します。箱の中で重箱が動くと、輸送時の振動で盛り付けが崩れる原因になります。
ダンボールは、重箱と緩衝材が無理なく収まる内寸に設定し、隙間がある場合は側面や上部を固定します。ただし、緩衝材を詰めすぎると重箱を圧迫するため、大きく動かない程度に調整しましょう。
水分が外箱に染み込むのを防ぐにはどうすればよい?
冷蔵・冷凍したおせちは、温度差によって結露が発生することがあります。ダンボールに水分が染み込むと強度が低下するため、内袋や外装袋で対策しましょう。
重箱を袋で包むほか、水分に配慮した材質や表面加工のダンボールを選ぶ方法もあります。配送箱は、通常時の強度だけでなく、冷蔵・冷凍環境で水分が付着することも想定して選ぶことが大切です。
おせちのクール便にはダンボールと発泡スチロールのどちらが適している?
おせちのクール便には、ダンボールと発泡スチロールのどちらも使用できますが、商品の状態や配送条件に合わせて選ぶ必要があります。
ダンボールは外部の冷気が伝わりやすく、クール便の保冷環境を利用しやすい梱包材です。一方、発泡スチロールは断熱性が高いため、保冷剤などを併用して内部の温度を保ちます。
商品の温度や配送時間、重箱の形状、配送会社の条件を確認して選びましょう。
詳しい梱包方法は、以下の記事でも解説しています。
おせち用ダンボールはどのサイズを選べばよい?
おせち用ダンボールは、重箱の実際の外寸と段数を基準に選びます。「6.5寸」などの呼び方だけで判断せず、外装袋や保冷剤を含めた状態で寸法を確認しましょう。
重箱には、5寸、6寸、6.5寸、7寸、8寸などのサイズがあります。1寸は約3.03cmですが、実際の外寸は容器の形状や製造元によって異なる場合があります。
| 重箱の呼び方 | 一辺の寸法の目安 | 人数の目安 |
|---|---|---|
| 5寸 | 約15cm | 1~2人 |
| 6寸 | 約18cm | 2~3人 |
| 6.5寸 | 約19.5cm | 3~4人 |
| 7寸 | 約21cm | 4~5人 |
| 8寸 | 約24cm | 5~6人 |
人数はあくまで目安です。料理の品数や量、重箱の段数によって適したサイズは異なります。
重箱の実寸はどこまで測ればよい?
重箱は、実際に発送する状態で幅・奥行き・高さを測ります。二段重や三段重は、すべて重ねた状態の高さを確認しましょう。
風呂敷や外装袋で包む場合は、包装後の外寸を基準にします。保冷剤や緩衝材を入れるスペースも必要です。ただし、余白が大きすぎると配送中に動きやすいため、必要な資材が収まり、大きく動かない内寸に設定することが大切です。
規格箱の隙間が大きい場合はどうすればよい?
重箱に合う規格箱がない場合は、オリジナルサイズのダンボールを検討します。正方形の重箱は、一般的な長方形の通販箱では隙間ができやすいためです。
隙間が大きいと、緩衝材の使用量や梱包作業の負担が増えます。重箱に合わせて箱の寸法を設計すれば、商品が動きにくくなり、緩衝材も抑えやすくなります。
おせち発送用の箱は何を基準に選べばよい?
おせち用の配送箱は、サイズだけでなく、強度や耐水性、組み立てやすさも確認して選びます。特に、重箱や保冷剤を含めた重量に耐えられる材質が必要です。
強度が不足すると、持ち上げた際や積み重ねられた際に箱が変形する可能性があります。発送数が多い場合は、組み立てや封かんのしやすさも考慮し、出荷作業に適した形状を選びましょう。
A式ダンボールはおせちの発送に向いている?

A式ダンボールは、コストと梱包効率を重視するおせちの発送に向いています。天面と底面のフラップをテープで閉じる、一般的な配送用ダンボールです。
幅、奥行き、高さを比較的自由に設定しやすいため、正方形の重箱に合ったサイズで製作できます。構造がシンプルで、宅配用の外装箱として幅広く使用されています。
梱包時は、内容物の重量に合った材質を選び、底面をテープでしっかり固定します。発送数が多い場合は、箱の組み立てや封かんに必要な時間も考慮しましょう。
canalでは、クラフト、ホワイト、フルカラー印刷の宅配用A式ダンボールを取り扱っています。
N式ダンボールはおせちの発送に向いている?

N式ダンボールは、開封しやすさやギフト感を重視したい場合に向いています。ふたと本体が一体になっており、折り目に沿って組み立てて使用する形状です。
前面や側面を差し込んで閉じるため、開封時に商品を見せやすい点が特徴です。両面テープや封かんシールを付ければ、輸送中にふたが開くのを防げます。
A式よりも材料費や加工費が高くなる場合があり、重い商品では底面や差し込み部分の強度も確認する必要があります。
canalでは、クラフト、ホワイト、フルカラー印刷の宅配用N式ダンボールを取り扱っています。
A式とN式はどのように選べばよい?
梱包効率やコストを重視する場合はA式、開封時の見栄えやギフト感を重視する場合はN式が適しています。A式は構造がシンプルで、多くの商品を発送する場合に向いています。N式は開封時に商品が見えやすく、贈答用のおせちにも適しています。
ただし、形状だけでなく、重箱や保冷剤を含めた総重量に合わせて、ダンボールの材質や強度を選ぶことも大切です。
おせち用ダンボールにオリジナル印刷はできる?

おせちの配送用ダンボールには、ロゴやブランドカラー、和柄、新年のメッセージなどを印刷できます。到着した瞬間から、お正月らしい特別感を演出できます。
クラフト色に単色で印刷したり、白いダンボールにフルカラー印刷を施したりすることも可能です。ふたの内側に新年の挨拶や保存方法を入れる場合は、配送伝票や封かんテープと重ならない位置に配置しましょう。
おせちを発送するときは何に注意すればよい?
おせちの発送では、年末の配送混雑や天候による遅延を考慮し、余裕を持った出荷計画を立てることが大切です。製造から予冷、梱包、集荷までの流れを事前に確認しましょう。
冷蔵おせちは消費期限、冷凍おせちは解凍方法や時間を購入者へ案内しておくと安心です。また、荷物のサイズや重量、予冷条件は配送会社によって異なるため、発送前に最新の規定を確認しましょう。
おせち用ダンボールの見積もりには何が必要?

見積もりには、重箱の外寸や段数、重量、製作数量、冷蔵・冷凍の区分、印刷内容、希望納期などの情報が必要です。
特に、外装袋や風呂敷、保冷剤、緩衝材まで含めた発送時の寸法と重量を確認しておくことが大切です。現物の重箱や包装資材がある場合は、サンプルをもとにサイズを検討することもできます。
おせち用の箱は小ロットでも製作できる?
おせち用ダンボールは、形状や材質、印刷方法によって小ロットから製作できる場合があります。期間限定の商品では、販売予定数に合わせて数量を設定することが大切です。
デジタル印刷なら版が不要なため、小ロットのオリジナルパッケージにも適しています。ただし、特殊な形状や加工では最低ロットや初期費用が変わるため、希望数量と予算に合わせて製作方法を選びましょう。
canalではおせち配送用パッケージをどのように製作できる?

canal(カナル)では、重箱や梱包方法に合わせたオリジナルサイズの配送用ダンボールを製作できます。A式やN式などの形状から、数量、重量、発送方法に適した仕様をご提案します。
クラフトや白色のダンボールに加え、ロゴやお正月デザインを印刷したフルカラーの配送箱にも対応可能です。配送用ダンボールだけでなく、使い捨て重箱などの食品向け資材についてもご相談いただけます。
おせちの重箱に合う箱が見つからない場合は、重箱の寸法、段数、商品の重量、希望数量、冷蔵または冷凍の発送方法をお知らせください。内容に合わせて適したパッケージをご提案します。
お急ぎの方は:03-4530-3353
(平日:10:00~19:00)



