アイスクリーム市場は拡大中|売上推移・年間消費量・パッケージを解説

日本のアイスクリーム市場は、販売金額ベースで拡大を続けています。夏の需要が大きい商品ですが、アイスを購入する時期は長くなっており、テイクアウトや通販、ギフト向けの商品展開も広がっています。

この記事では、アイスクリーム市場の売上推移や年間消費量、気温との関係に加え、カップ、フタ、ギフトボックス、手提げ袋など、販売に必要な資材を紹介します。

アイスクリーム市場はどのくらい拡大している?

一般社団法人日本アイスクリーム協会『アイスクリーム類及び氷菓販売金額の推移』
引用:一般社団法人日本アイスクリーム協会『アイスクリーム類及び氷菓販売金額の推移』

2025年度のアイスクリーム販売金額は、メーカー出荷ベースで6,631億円となり、6年連続で過去最高を更新しました。前年度比は102.8%で、販売金額は引き続き伸びています。

一方、2025年度の販売物量は91万5,645キロリットルで、前年度比97.8%となりました。販売量は前年を下回りましたが、高付加価値商品の拡大や価格改定などの影響により、市場全体の販売金額は増加しています。

アイスクリームは低価格の商品だけでなく、素材や製法にこだわった商品、専門店のジェラート、地域の特産品を使ったギフトなど、幅広い価格帯で販売されています。単に販売量を増やすだけでなく、商品の特徴や価値を伝えるパッケージも重要になっています。

日本ではアイスクリームを年間どのくらい消費している?

一般社団法人日本アイスクリーム協会『世界各国の1人当り年間消費量』
引用:一般社団法人日本アイスクリーム協会『世界各国の1人当り年間消費量』

日本の1人あたりのアイスクリーム年間消費量は6.7リットルです。世界では22位で、オーストリアやベルギーなどと同程度の消費量となっています。

年間を通して考えると、1人あたり500ミリリットルのアイスを約13個消費する計算です。ただし、実際の購入量や購入頻度は、年齢、世帯人数、地域、気温などによって異なります。

アイスクリームはスーパーやコンビニで購入する商品だけでなく、専門店でのテイクアウト、飲食店のデザート、通販の詰め合わせなど、さまざまな場面で消費されています。

アイスクリームの売上と気温にはどのような関係がある?

一般社団法人日本アイスクリーム協会『2025年 家計調査実績』
引用:一般社団法人日本アイスクリーム協会『2025年 家計調査実績』

アイスクリームの支出金額は気温が高くなる夏に増えやすく、特に6月から8月にかけて大きく伸びます。ただし、購入される期間は夏だけではなくなりつつあります。

2025年6月から8月までの1世帯あたりの支出金額は合計5,183円で、2024年の4,719円に対して109.8%となりました。日本アイスクリーム協会は、高温の影響を受けたものとしています。

また、月間支出金額が1,000円を超える期間は、5月から9月までと長くなっています。春から販売を強化し、残暑が続く時期まで資材や在庫を確保するなど、販売期間を広く設定することも検討できます。

なぜアイスクリームは夏以外にも販売しやすいのか?

アイスクリームは、気温が高い時期だけでなく、食後のデザートや自分へのご褒美、贈答品としても購入されます。季節に合わせて味やデザインを変えることで、年間を通した販売につなげられます。

春にはいちごや桜、秋には栗やさつまいも、冬にはチョコレートや濃厚なミルクなど、季節感のあるフレーバーを展開できます。

複数のフレーバーを組み合わせたギフトセットや、地域の果物を使ったアイスは、通販やふるさとギフトにも適しています。季節限定の商品を作る場合は、カップや箱のデザインも合わせて変更すると、限定感を伝えやすくなります。

アイスクリームの販売にはどのような資材が必要?

アイスクリームの販売には、商品を入れるカップやフタに加え、持ち帰り用の袋、通販用のセット箱、配送用ダンボールなどが必要です。販売方法に合わせて資材を選びましょう。

テイクアウトと通販では、必要な資材が異なります。店舗でそのまま食べてもらう場合は、スプーンやナプキンも必要です。持ち帰りや配送では、温度を保つための保冷剤や保冷バッグ、外装箱も用意します。

アイスクリームカップはどう選べばよい?

アイスクリームカップは、商品の容量や提供方法に合わせて選びます。シングル、ダブル、持ち帰り用など、販売する量に適したサイズを用意しましょう。

フレーバーごとに異なるデザインを印刷すれば、中身の味を視覚的に伝えられます。複数のフレーバーで共通のカップを使う場合は、ロゴやブランドカラーを中心にしたデザインが適しています。

カップの寸法や素材を選ぶ際は、使用する充填機やフタとの適合も確認が必要です。冷凍保管した際に変形しないか、印刷が剥がれないかも事前に確認しましょう。

カップ用のフタは必要?

通販や長時間の持ち帰りでは、アイスの表面を保護するためにフタが必要です。店舗で提供する場合でも、持ち帰りに対応するなら用意しておくと安心です。

紙製のフタにロゴを印刷するほか、透明なフタを使って中の商品を見せる方法もあります。トッピングや色合いを見せたい商品には、透明なフタが適しています。

ただし、フタとカップの規格が合っていないと、輸送中に外れる可能性があります。試作段階で、はまり具合や密閉性を確認しましょう。

ギフトボックスはどのように設計する?

通販や贈答用として複数のアイスを販売する場合は、カップをまとめて入れられるギフトボックスを用意します。カップの直径、高さ、数量に合わせて内寸を決めましょう。

箱の中でカップが動くと、フタが外れたり、商品が傾いたりする可能性があります。仕切りや台紙を設け、それぞれのカップを固定できる設計が必要です。

フタを開けたときに商品が整然と並んで見えるようにすると、ギフトとしての印象も高まります。箱の内側にブランドメッセージや商品説明を印刷する方法もあります。

手提げ袋はどのように選べばよい?
引用:Baskin-Robbins様(https://www.br31.jp/

テイクアウト販売では、商品を持ち運ぶための手提げ袋や保冷バッグを用意します。アイスの数量や保冷剤を含めた重さに耐えられる素材を選ぶことが大切です。

紙袋にロゴやブランドカラーを印刷すれば、持ち歩いている間にも店舗やブランドを知ってもらうきっかけになります。

長時間の持ち運びを想定する場合は、断熱性のある保冷バッグが適しています。再利用できるデザインにすれば、購入後も使ってもらえる可能性があります。

スプーンやホルダーも用意した方がよい?

店頭ですぐに食べてもらう場合は、アイス用のスプーンや紙ナプキンを用意します。カップの深さや商品の硬さに合わせて、使いやすい長さと形状を選びましょう。

コーンやパフェ型の容器でテイクアウト販売する場合は、持ち運び中に倒れないよう、専用のホルダーが必要になることがあります。

複数の商品を同時に運ぶ場合は、カップホルダーや仕切り付きの箱を使用すると安定します。実際の商品を入れて持ち運びテストを行い、傾きやすさを確認しましょう。

アイスクリームのカップにはどのようなデザインが合う?

アイスクリームのカップは、フレーバーの特徴とブランドの雰囲気が伝わるデザインにします。色や写真を使い分ければ、購入者が味を選びやすくなります。

たとえば、いちご味には赤やピンク、抹茶味には緑など、中身を連想しやすい色を使う方法があります。フレーバーが多い場合は、基本のレイアウトを共通にして、色や商品名だけを変更すると統一感を保てます。

高価格帯の商品では、情報や色を詰め込みすぎず、余白を生かしたデザインも効果的です。素材の産地や製法など、商品の価値を伝える情報を整理して配置しましょう。

アイスクリームを通販で販売するには何が必要?

アイスクリームを通販で販売するには何が必要?

通販でアイスクリームを販売する場合は、商品を十分に凍結させ、冷凍対応のクール便で発送します。カップやギフトボックスだけでなく、保冷剤、配送用ダンボールなども必要です。

クール便には、常温の商品を凍らせる機能はありません。発送前に商品を完全に凍らせ、利用する配送会社が定める条件に従って予冷します。

配送日数、外気温、商品の量に合わせて、保冷剤やドライアイスの必要量も検討します。ドライアイスを使用する場合は、取り扱いや梱包方法について配送会社の規定を確認してください。

通販用の箱でアイスを動かさないためにはどうすればよい?

アイスカップの直径や高さに合わせて仕切りを設け、配送箱の中で動かないように固定します。カップ同士の衝突やフタの外れを防ぐことが重要です。

ギフトボックスと配送用ダンボールの間にも大きな隙間を作らず、必要に応じて緩衝材を入れます。

保冷剤やドライアイスを入れる位置も、箱を設計する段階で決めておきましょう。商品に直接触れさせる場合は、容器や品質への影響も確認する必要があります。

クール便の外箱にはダンボールを使える?

冷凍アイスの配送には、一般的にダンボールを使用できます。外部の冷気が伝わりやすく、サイズや強度を商品に合わせて設計しやすい点が特徴です。

冷凍環境では結露によってダンボールがぬれ、強度が低下する場合があります。商品を袋で包むほか、水分に配慮した材質や表面加工を検討しましょう。

発泡スチロールを使用する場合は、断熱性が高く外部の冷気を通しにくいため、保冷剤などを使って箱の内部を低温に保つ必要があります。

アイスクリームの配送箱はどのサイズを選べばよい?

アイスクリームの配送箱はどのサイズを選べばよい?

配送用ダンボールは、ギフトボックスやアイスカップの外寸を基準に選びます。保冷剤、ドライアイス、緩衝材を配置するためのスペースも含めて内寸を決めましょう。

箱が大きすぎると、商品が動きやすくなり、保冷に必要な空間も増えます。反対に小さすぎると、カップやギフトボックスを圧迫する可能性があります。

使用するすべての資材を入れた状態で梱包テストを行い、商品が動かないか、フタが外れないか、必要な温度を保てるかを確認することが重要です。

アイスクリーム用パッケージは小ロットでも作れる?

アイスクリーム用のカップ、箱、紙袋などは、仕様や印刷方法によって小ロットで製作できる場合があります。限定フレーバーや試験販売にも活用できます。

デジタル印刷は版を使用しないため、複数のデザインや少ない数量の製作に向いています。フレーバーごとに色や商品名を変更するなど、複数種類を同時に作ることも可能です。

ただし、カップやフタなど、既定の最低ロットが設定されている資材もあります。販売予定数と必要な資材を整理し、事前に製作条件を確認しましょう。

アイスクリーム用資材の見積もりには何が必要?

アイスクリーム用資材の見積もりには何が必要?

見積もりには、アイスカップの容量と寸法、製作数量、印刷内容、販売方法、希望納期、納品先などの情報が必要です。

ギフトボックスを製作する場合は、使用するカップの直径、高さ、入数を伝えます。配送用ダンボールの場合は、ギフトボックスの外寸や、保冷剤を含めた総重量も必要です。

カップ、箱、紙袋などをまとめて製作する場合は、使用するロゴやブランドカラーを共有すると、各資材に統一感のあるデザインを展開できます。

canalではアイスクリーム用パッケージは製作できる?

オリジナルパッケージ印刷のcanal(カナル)

canalでは、アイスクリームの販売に必要なカップ、ギフトボックス、手提げ袋、配送用ダンボールなどをご相談いただけます。

テイクアウトや通販、ギフト販売などの用途に合わせて、商品のサイズや数量に適した資材をご提案します。ロゴやブランドカラーをカップ、箱、袋へ展開し、統一感のあるデザインに仕上げることも可能です。

アイスクリーム用のパッケージをご検討の方は、商品の容量、販売数量、販売方法、希望する資材、納品先を添えてcanalへお問い合わせください。

お急ぎの方は:03-4530-3353
(平日:10:00~19:00)


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