
入浴剤のパッケージはどう選ぶ?袋の種類・材質・オリジナル製作のポイントを解説
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入浴剤のパッケージには、小分け袋やスタンド袋、ボックスパウチなどさまざまな種類があります。粉末やタブレットだけでなく、液体タイプでは小分け袋や詰め替え用パウチ、紙パックを採用する商品もあります。この記事では、入浴剤の種類に合わせたパッケージの選び方や材質、オリジナル製作のポイントを解説します。
1回分の入浴剤には小分け袋が使いやすい

1回で使い切る入浴剤には、コンパクトな平袋が使いやすいパッケージです。ドラッグストアや雑貨店で販売される商品だけでなく、ホテルのアメニティ、ノベルティ、トライアル商品などにも採用しやすく、香りや種類ごとにデザインを変えてシリーズ展開することもできます。
液体タイプも小分け袋にできる

液体入浴剤でも、1回分を小分け袋に充填するパッケージが選択肢になります。粉末タイプと同様に1回分を使い切れるため、トライアル商品やアメニティ、複数種類を組み合わせたセット商品などにも展開できます。
ただし、液体は成分によってフィルムとの相性が異なります。製作する際は内容物の成分や容量、充填方法などを確認したうえで、適したフィルム構成を選定します。
ノッチを付けて開封しやすくする

小分け袋には、開封口に「ノッチ」と呼ばれる切り込みを設けることで、手で開封しやすくできます。1回分の入浴剤は、浴室や脱衣所などで開封することも想定されます。袋の密封性だけでなく、使用時にスムーズに開封できるかまで考えて仕様を決めることが大切です。
複数回使う入浴剤にはスタンド袋が使いやすい

複数回に分けて使用する粉末・粒状タイプでは、チャック付きのスタンド袋が候補になります。
底マチがあるため自立させやすく、売り場で陳列しやすいことに加えて、チャックを付ければ開封後も繰り返し開閉できます。
大容量ならボックスパウチも選択肢

容量の多い入浴剤には、底面が広く自立性の高いボックスパウチもおすすめです。
前面・背面だけでなく側面もデザインに利用できるため、大容量の商品でもパッケージ全体を使ってブランドイメージを表現できます。
また、開口部を広く設計しやすいため、スプーンなどで中身を取り出して使用する粉末タイプにも適しています。
液体入浴剤にはどんなパッケージが使われる?
液体入浴剤では、使い切りの小分け袋だけでなく、ボトルやスタンドパウチ、紙パックなどさまざまな容器が考えられます。商品をそのまま容器から使用するのか、別のボトルへ詰め替えるのかによっても適した形状が変わります。
詰め替え用にはスタンドパウチ

ボトル入りの液体入浴剤を展開する場合、詰め替え用商品にスタンドパウチを採用する方法があります。
底マチによって自立させられ、液体を直接充填できる仕様も製作できます。包装メーカーでも、液体入浴剤をスタンドパウチへ充填した製作事例が確認できます。
また、液体の注ぎやすさを重視する場合は、注ぎ口を設けたスパウトパウチも選択肢になります。スパウトパウチは液体やジェルなどにも対応し、再封できることが特徴です。
紙パックを使った液体入浴剤もある

液体入浴剤では、牛乳パックのような形状の紙パックを採用した商品も見られます。
一般的なボトルやパウチとは見た目が大きく異なり、正面だけでなく側面も使ったパッケージデザインが可能です。店頭やECの商品写真でも特徴を出しやすく、ブランドの世界観を表現する容器の選択肢になります。
紙パックで液体入浴剤を製品化する場合も、内容物の成分や容量、充填方法などに合わせた容器仕様を検討する必要があります。
入浴剤の袋にはどんな材質が必要?

入浴剤の軟包装では、PETやPEなど複数のフィルムを組み合わせた構成が使われます。
必要な性能は内容物によって異なるため、「入浴剤だからこの材質」と一律に決めるのではなく、中身の状態や成分、保存条件などを確認して選定します。
湿気対策はどう考える?
粉末、粒状、バスソルト、タブレットなどは、内容物によって湿気から保護する必要があります。
その場合は、水蒸気を通しにくくする「バリア性」を持ったフィルムを検討します。また、商品によっては遮光性や香りの保持についても確認が必要です。
中身の性質、想定する保存期間、保管環境、充填方法などを伝えたうえで、必要な材質を選定することが重要です。
PET・NY・PE・AL・VMPETの違い
軟包装では、異なる役割を持った複数のフィルムを組み合わせて袋を作ることがあります。
| 素材 | 主な役割 |
| PET | 印刷適性や強度があり、外層などに使用される |
| NY | ナイロン。袋に強度を持たせたい場合などに使用される |
| PE | 内面側で袋を熱シールするためなどに使用される |
| AL | アルミ箔。遮光性や高いバリア性を持たせる |
| VMPET | アルミ蒸着PET。遮光性やバリア性を持たせやすい |
たとえば、外側は印刷や強度、内側はシール、中間層はバリア性というように、それぞれの素材に役割を持たせることがあります。
発注する担当者が最初から「PET/AL/PE」のような材質構成まで決める必要はありません。何を、どのくらい入れて、どのように販売・保管するのかを伝えて材質を相談するとスムーズです。
入浴剤の袋サイズはどう決める?

袋サイズは「内容量○gならこのサイズ」と重量だけで決めるのではなく、実際に中身を入れた状態から考えます。同じ重量でも粉末、粒状、バスソルトなどでは必要な容積が異なるためです。
小分け袋なら1回分が無理なく収まるサイズ、大袋なら内容量に加えて底マチやチャック位置も考慮します。
既存商品がある場合は、現在使用している袋のサイズを伝えると見積もりを進めやすくなります。新商品の場合は、内容物や希望容量をもとにサイズを相談することもできます。
入浴剤パッケージに付けられる主な仕様
袋形状を決めたら、使用方法や販売方法に合わせて必要な仕様を選びます。機能を増やせばよいわけではなく、小分け袋では開封のしやすさ、大袋では開封後の保管方法など、実際に使用する場面から考えることが重要です。
| 仕様 | 主な目的 |
| チャック | 開封後に繰り返し開閉する |
| ノッチ | 手で袋を開封しやすくする |
| 底マチ | 袋を自立させ、内容量を確保する |
| マット加工 | 光沢を抑えた質感に仕上げる |
| 光沢仕上げ | 艶や発色を活かした見た目にする |
小分け袋であればノッチ、大袋であればチャックや底マチなど、袋形状と使い方に合わせて必要な仕様を絞り込みます。
店頭で見つけやすい入浴剤パッケージにする

ドラッグストアやバラエティショップ、雑貨店では、さまざまな入浴剤が同じ売り場に並びます。そのため、パッケージ単体の見た目だけでなく、複数の商品と一緒に陳列された状態で識別できるかも考える必要があります。
小分け袋は正面で商品を識別できるようにする
小分けタイプでは、同程度のサイズの商品が横並びになることがあります。
正面では、商品名、香り、商品の特徴、1回分であることなど、購入時に必要な情報が分かるように整理します。
複数の香りを展開する場合は、基本となるレイアウトを統一しながら色や写真、イラストなどを変えると、シリーズとしての統一感を保ちながら商品を識別しやすくなります。
スタンドパウチは情報の優先順位を決める
スタンドパウチは小分け袋より印刷面を広く取りやすいため、ブランド名、商品名、香り、使用回数の目安、商品の特徴などを整理して掲載できます。
一方、スペースが広いからといって情報を詰め込みすぎると、何の商品なのか分かりにくくなる場合があります。
店頭で最初に伝えたい情報に優先順位を付け、商品名や香りなど重要な情報が正面から認識できるように設計することがポイントです。
入浴剤パッケージの印刷方法はどう選ぶ?

オリジナルの軟包装では、デジタル印刷やグラビア印刷などが選択肢になります。どちらが適しているかは、単純な枚数だけではなく、希望ロット、デザイン数、袋サイズ、継続発注の予定などによって変わります。
小ロットならデジタル印刷が候補
デジタル印刷は印刷用の版が不要なため、小ロットや複数デザインのオリジナルパッケージを製作しやすい方法です。
複数の香りを展開する場合や、新商品のテスト販売、季節限定商品などにも向いています。
一方、大量ロットでは枚数が増えても1枚あたりの単価が下がりにくく、ほかの印刷方法の方がコストメリットを出しやすい場合があります。
大量生産ならグラビア印刷も検討する
グラビア印刷は、印刷用の版を製作してフィルムへ印刷する方法です。版代が必要になる一方、まとまった数量を製造する場合は、1枚あたりのコストを抑えやすい場合があります。
そのため、継続販売する商品や大量生産するパッケージなどで候補になります。
ただし、「○枚以上ならグラビア」と一律には決められません。希望ロットやデザイン数を伝え、どの印刷方法が適しているか相談するのがおすすめです。
見積もり前に整理しておきたい情報

入浴剤パッケージの仕様をすべて決めてから問い合わせる必要はありません。中身、内容量、使用回数、希望ロットなど、すでに決まっている情報を整理しておけば、袋形状や材質、印刷方法を具体的に検討できます。
特に、中身・内容量・希望ロット・デザイン数・希望納期が分かっていると、見積もりを進めやすくなります。
たとえば「50gのバスソルトを1回分として販売したい」「500gの粉末入浴剤をチャック付きの袋で販売したい」といった情報があれば、袋形状やサイズ、材質を検討するための材料になります。
仕様が決まっていなくても入浴剤パッケージは相談できる

入浴剤のパッケージは、1回分なら平袋、複数回分ならスタンドパウチを候補にすると、仕様を整理しやすくなります。
そのうえで、中身や内容量に合わせて必要な防湿性、袋サイズ、チャック、ノッチ、表面仕上げなどを決めていきます。
ただし、発注する段階ですべてを決めておく必要はありません。
canal(カナル)では、
「平袋とスタンドパウチのどちらがよいか分からない」
「中身は決まっているが材質が分からない」
「希望ロットに合う印刷方法を知りたい」
といった段階から、オリジナルパッケージについてご相談いただけます。
入浴剤の中身・内容量・希望ロット・販売方法など、現在決まっている情報をお知らせください。 商品に合わせて袋形状や材質、印刷方法などの仕様を整理し、オリジナルパッケージの製作をご提案します。
お急ぎの方は:03-4530-3353
(平日:10:00~19:00)


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