各フィルムの安全データシート(Safety Data Sheet)のことです。圧着温度や酸素透過度など、安全性に関わる性質について記載されています。食品を包装する際に、OEM会社からSDSの提出を求められる場合があります…
軟包装の用語の記事一覧
フレームシール加工
三方シール袋に行う加工です。熱圧着されない部分を少しだけ作ることで、袋が空気で膨らむのを防ぎます。空気穴と原理は同じですが、空気穴と異なり、外から異物が混入する心配がありません。
空気穴
袋が空気で膨らむ、あるいは破裂することを防ぐため、袋の下部に開けられる穴のことです。アパレルを入れる袋などによく用いられる加工です。
ミシン目加工
袋が開封しやすくなるように、切り線となるミシン目をつけるレーザー加工です。不透明のテープ付き袋やスタンド袋によく用いられます。
マジックカット
袋が開封しやすくなるように、開封し始める部分のフィルムに施す加工です。方法としては、微細な穴をあけることが多いです。
角丸加工(角R加工)
袋の端で怪我をしないよう、袋の四隅の角を丸くカットする加工です。
ノッチ
袋を開封しやすくするための切り込みのことです。直線型のIノッチや、U字型になっていて広く切りやすいUノッチ、ベース型のベースノッチなどの種類があります。フィルム同士が熱圧着されている部分を加工します。
押出ラミネート
樹脂を薄い膜状に押し出してフィルムに塗ることで、フィルム同士を貼り合わせる方法です。ドライラミネートと比べ、表面の手触りがやわらかく仕上がるのが特徴です。
ドライラミネート
ラミネートの方法として現在主流の方法です。フィルムに接着剤を塗り他のフィルムと圧着させることで、フィルム同士を貼り合わせます。貼り合わせた直後は匂いが残るため、食品のパッケージを作る際には注意が必要です。
ASPET(透明蒸着PET)
シリカやアルミナを蒸発させ、PETフィルムに蒸着させたフィルムです。透明なので遮光性はありませんが、酸素や湿気を通しにくくバリア性が高いのが特徴です。
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