ブロックのパッケージは箱だけ?軟包装・袋で作る方法と選び方を解説

ミニブロックや組み立てブロックのパッケージは、化粧箱だけでなく軟包装でも製作できます。小さなパーツを袋にまとめ、透明部分から中身を見せたり、吊り下げ穴を付けてフック陳列したりすることも可能です。この記事では、商品のサイズや売り方に合わせたパッケージの選び方を解説します。

ブロックのパッケージは箱だけではない

撮影:canal編集部 ※店頭で撮影した商品パッケージ

ブロックのパッケージは、化粧箱だけでなく軟包装も選択肢になります。

大型の商品やパーツ数の多い商品では化粧箱が使われますが、ミニブロックなど小さなパーツをまとめた商品なら袋で包装する方法もあります。商品のサイズや重量、パーツ数だけでなく、フックに吊り下げるのか、棚に置くのかといった販売方法まで考えて選びましょう。

ミニブロックの軟包装ではどんな見せ方ができる?

軟包装は、袋にブロックを入れるだけでなく、中身の見せ方や店頭での陳列方法まで考えて設計できます。透明部分を活かしたデザインや吊り下げ仕様、シリーズ商品の展開など、売り場を想定した3つのポイントを紹介します。

出典:株式会社カワダ様(https://www.diablock.co.jp/) ※弊社が製作したものではございません

透明フィルムを活かすと、袋を開けなくてもブロックの色や形を確認できます。全面を透明にするだけでなく、一部に印刷しない部分を設け、中身が見えるデザインにする方法も考えられます。

ブロックそのものの色や形をパッケージデザインの一部として見せられるのが特徴です。透明部分の作り方はフィルム構成や印刷仕様によって異なるため、希望する見え方を製作前に確認します。

撮影:canal編集部 ※店頭で撮影した商品パッケージ

袋の上部に吊り下げ穴を設ければ、店頭什器のフックに掛けて陳列できます。ミニブロックのような小型商品を縦方向に並べられるため、複数の商品を展開する売り場でも検討しやすい仕様です。

袋上部にヘッダー部分を設け、商品名やブランドロゴなどを配置する方法もあります。

撮影:canal編集部 ※店頭で撮影した商品パッケージ

動物、乗り物、建物、キャラクターなど、完成するモデルが異なるブロックをシリーズ展開する場合は、パッケージの基本レイアウトをそろえる方法があります。

ブランドロゴや商品名の位置は統一しながら、モデルごとに色や完成写真、イラストを変更すると、同じシリーズであることを伝えながら商品の違いを見せやすくなります。

ブロックの軟包装にはどんな袋形状が使える?

ブロックの量や商品の厚み、陳列方法、開封後の使い方から袋形状を選びます。

少量のパーツなら平袋、容量を確保して棚に立てるならスタンド袋、開封後も袋へ戻しておきたい場合はチャック付き袋など、必要な機能から仕様を検討できます。

平袋は、基本的に底マチを設けないシンプルな形状の袋です。少量のミニブロックなど、厚みを抑えて包装したい商品で検討できます。

上部に吊り下げ穴を設ければ、フック陳列にも対応できます。小型の商品をコンパクトにまとめながら、正面で完成イメージや商品名を見せたい場合にも使いやすい形状です。

スタンド袋は底部にマチがあり、袋を自立させやすい形状です。ブロックの量が増えて平袋では厚みが出やすい商品や、フックではなく棚に立てて陳列したい商品で検討できます。

正面にデザイン面を確保しやすいため、完成モデルの写真やイラストを大きく配置することもできます。必要に応じてチャックを組み合わせることも可能です。

アルミ蒸着チャック付き袋の内側構造

組み立てを複数回に分けて行う商品や、余ったパーツが発生する商品では、再封できるチャック付き袋も候補です。

開封後にブロックを袋へ戻せるため、販売用パッケージをパーツの一時的な保管袋として利用できます。ただし、チャックがあればパーツの紛失を完全に防げるわけではありません。商品の使い方に合わせて必要性を判断します。

ブロックを入れる袋の材質はどう選ぶ?

ブロックは硬く角のあるパーツもあるため、透明性や印刷適性だけでなく、袋にかかる負荷を考えて材質を選びます。

確認したいのは、パーツの形状、商品重量、フィルムの厚み、突き刺しへの強さ、シール部の強度などです。特に角のあるパーツでは、輸送中に袋の内側から同じ箇所へ負荷がかかることも考慮します。

軟包装では、求める性能に応じて複数のフィルムを組み合わせることがあります。

素材主な特徴
PET引張強度や透明性が高く、包装の基材などに使用される
NY(ナイロン)強靭性があり、突き刺しや衝撃への強さを求める包装などに使用される
PE(LLDPEなど)熱で接着しやすく、袋を密封する内面のフィルムなどに使用される

ブロックだから必ず特定の構成にするわけではありません。パーツの形や重量によって袋にかかる負荷が変わるため、実際のブロックを入れた状態で材質やフィルム厚を検討することが重要です。

吊り下げパッケージを作るときのポイント

吊り下げ穴は、穴の位置だけでなく商品重量や袋上部にかかる負荷まで考えて設計します。

ブロックを入れた状態では袋全体に重量がかかるため、穴周辺の強度や袋幅、シール位置なども確認が必要です。商品が重くなるほど、吊り下げ部分にかかる負荷も大きくなります。

また、店頭では同じフックに複数の商品を重ねることがあります。実際に什器へ掛けたときの商品名や完成イメージの見え方まで確認しておくと、売り場を想定したパッケージを設計できます。

量産前にブロックを入れ、実際に吊り下げた状態を確認すると、袋サイズや穴位置を判断しやすくなります。

ブロックのパッケージデザインでは何を見せる?

袋の中にあるパーツだけでは完成形が伝わりにくいため、「何が完成する商品なのか」を分かりやすく見せます。完成イメージ、商品名、シリーズ名などの優先順位を決め、透明部分とのバランスを考えながら情報を配置しましょう。

組み立て前のブロックを見ただけでは、完成するモデルの形や大きさが分かりにくい場合があります。そのため、パッケージ正面に完成後の写真やイラストを掲載する方法があります。

「どんなパーツが入っているか」と「完成すると何になるか」の両方を伝えることで、透明部分を活かしながら商品の内容を説明できます。

商品名だけでなく、ピース数、完成サイズ、シリーズ名、対象年齢、組み立て方法など、購入時に確認したい情報を整理します。

特に対象年齢については、商品の安全基準と合わせて確認が必要です。日本では2025年12月25日から、3歳未満向けの乳幼児用玩具について消費生活用製品安全法に基づく規制が開始されています。対象製品では技術基準への適合や対象年齢、使用上の注意等の表示などが必要です。

また、日本玩具協会では玩具安全基準(ST基準)とSTマーク制度を運用しています。商品の対象年齢や仕様を確定したうえで、該当する法令や安全基準を確認しましょう。

▼STマークについて

透明部分を広くすると実際のブロックを見せやすくなりますが、その分、商品名や完成イメージ、説明文などを配置できる印刷面積は少なくなります。

全面を透明にする必要はありません。「実物を見せる範囲」と「ブランドや商品の情報を見せる範囲」を決め、透明部分と印刷部分を一体でデザインします。

化粧箱が向いているブロック商品もある

出典:株式会社カワダ様(https://www.diablock.co.jp/) ※弊社が製作したものではございません

大型の商品やパーツ数が多い商品、開封後もパッケージを保管に使いたい商品では、化粧箱も候補になります。

ブロックの量が多い商品では箱の中にパーツをまとめやすく、複数の面を使って完成イメージや組み立て後の遊び方などを掲載できます。棚へ積み重ねて陳列したい商品にも使いやすい形状です。

また、ギフト商品など、パッケージ自体の存在感や開封体験を重視する場合にも化粧箱を検討できます。

ブロックだから袋、ブロックだから箱と決めるのではなく、商品の大きさ・販売方法・保管方法・ブランドとしての見せ方から選ぶことが重要です。

ブロックのパッケージを製作するならcanal(カナル)

ブロックのパッケージは、単にパーツを入れるだけでなく、商品のサイズや重量、売り場での陳列方法、完成イメージの見せ方まで考えて設計することが重要です。

canalでは、平袋やスタンド袋などの軟包装から化粧箱まで、商品に合わせたオリジナルパッケージをご相談いただけます。透明部分からブロックを見せる仕様や、フック陳列に対応した吊り下げ穴付きの袋も製作可能です。

「ブロックを入れる袋のサイズが分からない」「袋と箱のどちらが合うか迷っている」といった段階でも、商品のサイズや重量、販売方法、参考イメージをもとに仕様をご提案できます。

ぜひお気軽にお問い合わせください。

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(平日:10:00~19:00)


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